映画評 バイス ディック=チェイニー副大統領物語

映画評でも「後味悪し!」と書かれていたこの映画、まさしくそのとおりであった。              私自身、胸に刺さるような映画を見ることが多い。考えさせられ、後を引く映画こそが、自分の血肉となっているとの実感がある。 そんな意味では、この映画も反面教師としては、同類とも言える。それにしても、ひどい! コメディとして、笑える場面は随所にあるとしても、まるで、テキーラをあおり、安紙幣を…

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映画グリーンブック 死ぬまでに一度ぐらいは勇気を示したい・・・

基本的に洋画しか見ない。それは頭をカラにして楽しめるか、胸に突き刺さる作品を好んで見るからで、前者ではハリウッド作品のように邦画は制作費をかけられないので、迫力に欠け、後者ではストーリーが複雑であったり、社会に一石を投じる作品、特に実話であればなおのこと敬遠されるからだ。 米映画でも現在の黒人差別を指摘するような作品は、大きな興行収入は見込めない。事件後には全米規模で抗議集会が開かれ、一部では…

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映画 ハクソーリッジ 反戦映画でなく・・・

普天間飛行場も見渡せる、首里城から北東4kmにある浦添市の前田高地が舞台となっているが、映画の中では牛島満・中将が自決する場面が出たり、遺骨収集を途中でやめさせて造成した、那覇市おもろまち(那覇新都心)なシュガーローフと混ぜて、沖縄戦の戦場を映像化した作品であった。 イラク戦以後、ネット上でスナッフ映像があふれるようになった。ドキュメンタリー映像としての戦場やマフィア同士の抗争、その巻き添えと…

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