パワハラ辞任した中原徹教育長を擁護していた、永藤英機・堺市長候補

いよいよ、2週間の堺市長選挙が始まった。
私としては、特に永藤英機(維新)候補に焦点を絞っていきたいと思っている。


先ずは、
和泉高校校長→大阪府教育長→セガサミー役員となった、維新がかりの博打利権を絵に描いたような中原徹氏とのふれあいについて書く。


中原氏と言えば、君が代口元チェックだ。
維新議員らでも、キチンと歌っていない君が代であるが、
2013年4月、松井一郎(維新)知事が、教育長に任用するや、
9月4日付 中原教育長通知で、国歌斉唱時に口の動きをチェックする規定を設けるも、
2014年3月 規定削除となっている。
維新政権下でも取り消されたことから、失策と言って間違いなかろう。


そして、パワハラで教育長を追われ、博打会社のセガサミーに拾われる。


2014年
10月29日 教育委員会議で、同21日の打ち合わせの際に立川さおり・教育委員が朽原亮(共産 東大阪市)府議への議会答弁の会議で、
「認定こども園の3歳児学級の定員を、府教委提案の5人に増やすことに反対する。 教育委員である前に、3歳児の母として、より少人数である方が理想だと思っていると、主張したい」と、
府教委の方針に異論を唱えたところ、
中原氏から「誰のおかげで教育委員でいられるのか。知事でしょ」「課長が用意したとおりに言えばいいんです」「罷免要求を出しますよ」などと高圧的発言を受けたことを告発。


30日 中原氏は自身の進退にも言及したが、松井知事、橋下市長が擁護、留任を表明。


11月4日 陰山英男・教育委員長が第三者委員会を設置し、発言の事実関係などを調査する方針を固めたことを、産経新聞の取材に陰山氏が明らかにした。
陰山氏によると、中原氏は立川委員の指摘に「異論がある」としたが、事実関係は調査しないとしており、「府民や議会への説明責任を果たすために事実関係をはっきりさせないといけない」と外部機関による調査が必要と判断した。


7日 府教委が問題の調査のために第三者委員会設置を決める。


2015年
2月20日 府教委が、第三者委員会の報告書を公表。
立川教育委員と教育委員会事務局の職員4人(うち1名は既に退職)に対し、パワハラに当たる発言を行ったと認定。
職員に対しては「精神構造の鑑定を受けないといけない」「別の職場に行ってもらう」などと職員の人格を非難したり、
「邪魔になっているので仕事を外れて」配置転換を示唆したりしたと指摘。
また、「邪魔になっているので仕事を外れて」と発言され、A4用紙5枚以上のリポートの提出を求められた揚げ句、退職を余儀なくされた職員もいた
府教委職員に「精神鑑定を受けないといけない」 パワハラ認定の教育長 第三者委が違法性指摘 - 産経ニュース
2015.2.20 19:57
https://www.sankei.com/west/news/150220/wst1502200073-n1.html )。


中原は取材に対し「職員らへの発言は曲解され、納得できない部分もある」と述べる一方、「議論が泥沼化するのは好ましくない」として事実関係は争わない意向を示し、「教育改革を続けたい」と続投に意欲をみせた。


3月2日 府議会公明、自民、民主各派が、「セクハラ教職員の懲戒処分なら停職」「パワハラが複数行われている」として、中原への辞職勧告決議案を共同提出。


10日 府内41市町村(大阪市・堺市除く)の府都市教育長協議会と府町村教育長会が、陰山教育長あてに「パワハラは職場でのいじめ、いやがらせ行為として厳に慎むよう学校現場で指導してきており、国をあげて取り組んでいるさなか、そのリーダーたるべき教育長がかかる問題をおこしたことは極めて「遺憾」とし、「毅然とした対応」を求める要望書を提出。


11日 中原氏が辞職を願い出て府教委が同意。
橋下徹・大阪市長は「中原氏の言い分を一切採用しておらず(調査は)でたらめだ」として、「辞める必要はない」と述べた( 【パワハラ教育長辞職】「辞める必要ない」「調査デタラメ」橋下市長、旧友を全力擁護 産経新聞 2015年3月11日)。


12日、任命者である松井一郎大阪府知事が辞職を承認、正式に退職。
松井知事は「教育改革が実現するはずだった」として自身の任命責任を否定[(大阪府:パワハラ認定の教育長、正式に辞職 毎日新聞 2015年3月12日)



この一連の騒ぎの最中、永藤氏も議会発言で中原擁護をぶっている。
大阪府 平成27年2月定例会教育常任委員会 03月13日-03号
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/prefosaka/SpMinuteView.html?council_id=899&schedule_id=4&minute_id=109&is_search=true
より
先ほどからも後任の人選ということもありましたけれども、やはり私としても、中原教育長には手腕を発揮していただきたいという思いはありました。


続いて、第三者委員会の報告書とあわせてお聞きをしたいと思います。
 今回の件につきましては、本人の原因に起因するものは深く反省をすることが必要だと思っております。一方で、報告書に関しては、今この議論を聞けば聞くほど、偏ったものじゃないかなという印象も私は持っております。


そこに今、一人、民間人の方を例えば校長先生として、例えば教育長としてそれを送り込んだから大丈夫だということじゃなくて、本当にその改革を実行していくためには、サポートする体制、それをどうやって支えていくか。先ほど知事の答弁にもありました。中原教育長をサポートできていればとありましたが、それを行っていく必要があると思います。


同時に、
伏見隆・現枚方市長
森和臣(和泉市)
の維新府議も「教委の密室性」などを避難し、中原擁護発言を行っている。


当然、自公民主共産府議は、反対に中原批判を行っている。
杉本武(茨木市 公明)府議の発言から引く。


 最後に、教育長の辞任の件でございます。
 これにつきましては、当初いろいろ考えておったんですが、辞任をされておられますので、私どもは、これを踏まえての公明党の所感と要望を、知事、教育委員会の皆様に、この場をおかりいたしましてお話をさせていただきたいというふうに思っております。
 教育委員会が公平中立というふうに認めた第三者調査チームの調査報告書におきまして、中原教育長のパワーハラスメントが認定されたわけであります。人権侵害まで指摘をされ、教育行政の意思形成過程にマイナスの影響が出てくる、こういう言及がなされておりました。人格の高潔性という条項から見ても、教育長としての任は不適切であります。よって、辞職は当然と考えます。
 二点目には、今議会でも我が会派の代表質問におきまして、中原教育長にこの報告書をどのように受けとめるのかというこの質問に対しまして、報告書の結果というものを全体として重く受けとめているという答弁でございました。しかし、一昨日の辞職会見では、パワハラや人権侵害には当たらないと心の中で思っていると、議会での答弁が全く口先だけだったということが明らかになりました。こうした自己弁護に終始している姿は、大阪府の教育行政のトップである人物として情けなく、問題の本質が全く認識されていないと思わざるを得ません。
 三点目に、ともかく一日も早く教育の信頼を取り戻して、大阪の教育の再生のために、府並びに教育委員会は、人格高潔で教育に識見を有する人物、教育行政のトップとして信頼される人物を速やかに選任をし、二度とこのような不祥事を起こさない、大阪府一丸となって取り組むように努めていただくことを、松井知事及び教育委員会に強く強く要望をいたしておきます。



他の永藤府議による、中原擁護発言も引いておく。
大阪府 平成27年2月定例会教育常任委員会 03月09日-01号
https://ssp.kaigiroku.net/tenant/prefosaka/SpMinuteView.html?council_id=899&schedule_id=2&minute_id=53&is_search=true
より
 私は、今回の件を中原教育長は深く反省をしまして、先ほどおっしゃられたような改善が本当にできるのであれば、引き続き手腕を発揮していただきたいと考えています。
 そして、つけ加えておきますと、今回提出されております自民党、民主党、公明党さんがおっしゃられている辞職勧告決議案は、これまでの事例からしても行き過ぎたものでありまして、どうもまるで教育長をやめさせることが目的になっているような感もあるように思っております。




このようにパワハラ擁護をするのであれば、同じように共産党や職員組合などが推薦してその職についた管理職などについても、同様に扱わねばならないが、そんな寛容さなどあるはずもない。
つまり、自分たちの都合の悪い場合には寛容に、敵対勢力の場合には厳格に判断するというのが、これまで維新がやってきた指針である。



これまでの維新議員の処分を見てみる。
まさに腐敗政治「大阪維新の会」不祥事リスト - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2144437261638147701
を見れば、犯罪行為を行っていても、党の処分があった者となかった者がいるとわかる。
どんな判断基準か、ぜひ教えて欲しいね。


1.衆議員
・上西 小百合(7区 吹田・摂津市)
1回目:公職選挙法違反 / 2012年12月21日
第46回衆議院議員総選挙において、運動員が公職選挙法違反容疑で逮捕。


2回目:衆議院本会議欠席の翌日旅行 / 2015年3月15日
体調不良を理由に衆院本会議を欠席しながら、2日後に男性秘書と旅行に出掛ける。
除名処分。


・丸山 穂高(貝塚・泉佐野・泉南・阪南市、熊取・田尻・岬町)
1回目/泥酔・暴力沙汰 / 2016年1月5日
酒に酔い東京都内の路上で一般の男性と口論になったうえで男性の手に噛みつき警察に事情聴取を受ける。厳重注意処分。


2回目/戦争発言/2019年5月11日
北方領土のロシア人住民と日本人の元島民らが相互に往来する「ビザなし交流」での戦争しないと取り返せないのではないかとの発言。
同月14日、丸山は臨時役員会に先立ち、離党届を提出するも、
同日、日本維新の会の松井一郎代表は大阪市役所での囲み取材で「国会議員として一線を越えた発言で、元島民、国民に不快な思いをさせた」と述べ、陳謝したうえで丸山の提出した離党届を受理せず除名する方針を示し、「議員辞職すべきだ」とコメント。
除名処分。



2.市長
井上哲也 吹田市長
公共事業不正受託/2012年11月1日  
吹田市が市庁舎の屋上に太陽光パネルを設置する事業を、井上の後援会役員が社長を務める企業に約2250万円で発注、随意契約を結んでいた事実が発覚。
井上は、随意契約を行った企業が自身の後援企業だったことについて「まったく気付かなかった。職員への指示も一切ない」と釈明し陳謝したが、橋下徹大阪維新の会代表により、同党顧問を解任。
2015年、同市長選で落選。



3.府議
山本 景(交野市)
恐喝 / 2014年8月1日
地元の祭りで知り合った女子中学生に無料通信アプリ「LINE」上で無視され、女子中学生を恐喝。除名処分。


・山本 大(摂津市)
泥酔・暴力沙汰 / 2015年12月15日
飲食店で焼酎を数杯飲み、帰宅時にタクシーに乗車。泥酔状態で前の座席を蹴って「警察呼べ」などと叫び暴れる。3ヶ月の活動停止処分。


・中谷 恭典(柏原・藤井寺市)
駐車場の無断使用 / 2016年12月09日
大阪府柏原市役所の来庁者用駐車場を4年以上、自分の事務所の駐車場代わりに使用していた。厳重注意処分。


4.市議
・丹野 壮治(阿倍野区)
1回目:政務活動費不適切支出 / 2012年7月2日
電動アシスト自転車7万9800円を購入。そのうち75%を政務活動費から支出。


2回目:暴言 / 2013年3月8日
自身のブログに「アリンコ達」や「お前はもう死んでいる」などと自民党市議団を中傷する書き込みを行う。1ヶ月の活動停止処分。


・井戸 正利(都島区)
1回目: 2013年3月30日
東日本大震災の震災がれきの焼却を巡る陳情書をゴミ箱に捨てた写真を自身のブログに掲載。市議団の政調副会長を解任され、3ヶ月の活動停止処分。


2回目:スキャンダル / 2015年06月05日
週刊誌に維新の女性市議の体を触っている猥褻な写真が掲載される。厳重注意処分。市議会教育こども委員長を辞任。
2019年引退。


・本田 リエ(城東区)
スキャンダル / 2015年06月05日
週刊誌に酒席での維新の男性市議との猥褻の様子が写真付きで報じられる。厳重注意処分。


・田辺 信広(東住吉区)
スキャンダル / 2015年06月05日
週刊誌に維新の女性市議の足をかぐなどの猥褻な写真が掲載される。厳重注意処分。


堺市議会
・西井 勝(中区)堺っ市議
飲酒・ひき逃げ / 2012年1月2日
軽ワゴン車で女性をはねて負傷させ、そのまま逃亡。後に飲酒運転だったことが発覚。自動車運転過失傷害や道交法違反(ひき逃げ)で逮捕。懲役10ヶ月、執行猶予3年。除籍。


・2015年10月21日
小林由佳(北区) 2011~2014年度に政務活動費として計上した議会報告のチラシが作成・配布されなかった問題で、大阪維新の会堺市議団は議員団活動の停止3カ月、当時秘書だった黒瀬大(西区)市議を除団の処分にした。



ここからは処分されなかった者
・永野 耕平 岸和田市長
公費の不正支出 / 2018年8月24日
2018年2月の岸和田市長選挙中の選挙カーのレンタル代を水増し請求した疑いで住民監査請求→行政訴訟をタカヒラに起こされる。


・北野 礼一(中区)堺市議
政務活動費不正支出 / 2014年9月30日
政務調査費に添付した領収書200枚(約37万6000円分)を不正支出が発覚。その後、新たに領収書106枚、約92万円分の不適切な支出があったことが発覚。平成23?25年度の政治活動費の領収書計862枚のうち452枚(173万4070円分)を不正支出していた。政治活動費を全額返還した後に辞職。
私が領収書を見ていながら、見逃してしまった痛恨の人。


・水ノ上 成彰(西区)堺市議
1回目/政務活動費不正支出 / 2014年11月28日
政治資金パーティ会費の全額と、「市政報告」の印刷費・郵送料の20%(合計43万8462円)の支出をタカヒラが住民監査請求を行い、監査結果が出る前に取り消して返還。


2回目/政務活動費不正支出 / 2017年6月15日
市民を対象とした都構想に関する「住民アンケート調査委託費」(35万5198円)と「新しい歴史教科書をつくる会会費」(6千円)を不適切に支出した。
タカヒラが住民監査請求を行う。
後ほど返還。


2回目は、ネット上に領収書等を堺市議会公式より1年前に前倒してやったものからネコババを発見されたもの。
公認会計士の水ノ上氏には、議長となった際に公式訪問し、「あんた公認会計士やで。 私は簿記3級も持っていないのに、何遍も返還させられとるがな」と問いかけており、これを持って、維新勢は誰も私に税金ネコババについて、「犯罪組織」などと言われまくっても、抗弁することができなくなっています。


この人は、処分されていますが、松井氏に可愛がられているので、離団から復帰がなされています。
・徳村 聡(鶴見区)府議
暴行・傷害 / 2017年2月14日
医療関係者の会合の後、知人の医師の右肩を殴り全治4週間の怪我を負わせる。傷害の疑いで書類送検される。


恫喝・脅迫 / 2017年4月4日
大阪市の保育所計画を、自身のサイドビジネスのために建物のオーナーに働きかけ計画を潰す。6ヶ月の党員資格停止処分。


12月19日
大阪地検は、知人男性にけがを負わせたとして3月に傷害容疑で書類送検された徳村聡・大阪府議を「事実を認定する証拠が不十分だった」と、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
徳村府議は4月に政治団体・大阪維新の会の会派を離れていた。


20日 
大阪地検により"不起訴"となって、身の潔白が証明されたとして、大阪維新の会 府議会議員団に復帰。


不起訴=犯罪行為がなかったではないからね。
被害者は被害届を出しているし、脅迫の音声はTVでも流れていた。
これを「私の身の潔白が証明された」とTWするなど、狂気の沙汰。



・美延 映夫(北区)元大阪市議
教育の政治的中立性に反する行為 / 2013年9月9日
自身の政治資金パーティで市立高校の吹奏楽部に曲を演奏させる。市議会で議長不信任決議案が可決され市会議長を辞職。


議会から処分を受けているのに、維新の党は処分していない。


このように、処分基準も定まっておらず、選挙やメディアの動向によって、処分したりしなかったりしているような集団だからこそ、身内には甘くなるんだろうね。


こんな組織を公の組織とは、一般的には呼ばないとだけ書いておく。
役場でも企業でも処分基準は明記されている。
より厳しい基準が求められる公党で、処分基準の説明ができないのは、自らがまともな組織でないと公言しているようなものだ。




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