3月議会でのセコい維新議案。 その2 公共施設について

そろそろ維新の大好きな、市民サービスの切り下げの牙を、永野市長も見せてくるようだ。


詳細は3月議会で明らかにされるが、公共施設の民営化や廃止と共に、施設利用料の有料化や値上げが始まる。


例えば、浪切ホールの売却。


私も議会も「市民文化ホールは残せ」との立場だ。
だが、どの程度、税金が注ぎ込まれているか、市民が知れば、「売却やむなし」の傾くこともあろう。


私としては、興行を行うハコとして収益が上がれば、存続可能可能性はあると考えている。
立て直しとしては、興行主に運営してもらうことだろう。


いよやかの郷から撤退するカトープレジャー(2002年4月の開館当初、財団法人岸和田市文化財団と組見、つるとんたんを出店)や、JTB・南海ビルサービスグループも撤退し、今ではビル管理会社でしかない南海ビルサービスが、TV岸和田と共に指定管理となっているのだが、代表側となっている南海は警備や清掃などを主としている会社であり、主たる儲け口の興行を行っている企業ではない。


NGKを運営する吉本興業や、松竹などに運営してもらうイメージと言えばわかりやすいか。


これまで役場も議会もそんな手を打ってきたのか?



浪切ホールの経営状況を示す。


2015年度 JTB&南海ビルサービス
指定管理料 2億4156万4千円+受託事業収入 7万4千円となっている。
地下駐車場の利用料金として114万1460円が組み入れられているが、これはスタッフの通勤分だろう。


支出は「事業経費」として、5億4195万6155円。

     


2016年度からは、今の南海ビルサービスとTV岸和田が、管理・運営
指定管理料は、
①施設運営・管理 1億8312万円
②企画事業実施 5703万円
③駐車場の運営・管理 420万2千円+1054万3千円
合計 2億5489万5千円 (決算書では、2億5579万余円となっている)


他に修繕費 2481万7860円
小ホールの音響出力系システム等の改修が1452万6千円、同じく小ホールの舞台機構、つり物ワイヤーロープの取りかえ修繕が497万6100円など。
    

     



      



    

      


※2015年度と☆2016年度の収入を比較してみる。
①収入の部
自主文化事業チケット収入
※1億2728万3051円
☆1億1550万4874円
ー1177万8177円


利用料金
※1億1379万7648円
☆1億1665万8515円
+286万867円


手数料収入(舞台追加費用・設置料等)
※2706万9814円(人件費等1654万9663円、会場設置費等1052万151円)
☆3402万6079円
+695万6265円


友の会収入
※664万6800円
☆729万6千円
+64万9200円


レストラン収入(売上の10%)
※1099万2240円
☆769万7418円(615万7935円+153万9483円)
ー329万4822円


その他事業収入(ナミナミ広告料、物販手数料など)
※464万4094円
☆579万3048円
+114万8954円


チケットが増えていないわりに、舞台追加費用は増えている。
貸館費用、友の会と広告費は増えている。
店子であるレストランは不振。


これは、「客入りが悪いのに、舞台費用を含めたハコ代が高い」といったように見える。
開場待ちや、食事目当てのお客さんの入りも悪い。


広告や友の会が増えているのは、営業の成果か?
年間3千円支払っても、先行予約で前の方の席が取れたり、500円/回割引があれば、元は取れるのだろう。


せっかくの大ホールは、イベントでお客さんを呼んで埋めるのに1500席では中途半端に見える。
常設のNGKなら900席でも良いとしても、来秋完成のフェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)が2千席だから、手狭まで、その分入場料が上がる。
フェニーチェの前の堺市民会館が約1400席、マドカホール500席と比較すると、建設当時の議論にあったように2千席か、小ホールを2個か、三重県総合文化センターのように演劇向けの千席とか300席とかにすれば、もっと使い勝手は良かったのではないか?


三重県総合文化センター
https://www.center-mie.or.jp/


今からでも演劇向けにリフォームするのは・・・・大ホールは無理だな。


予算・決算委員会でも、総務委員会でも、このように細かく見ている質問は見当たらず、売却方向に進んでしまうのは残念だ。




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