岸和田市役所でも、子ども食堂のためフードドライブを! ”「議員なんて誰がやっても一緒」ではない”



昨日まででしたが、堺市役所で、子ども食堂の食材集めとしてフードドライブをやっていました。



堺では、市内30箇所の子ども食堂があり、今回のフードドライブでは、保存の効く食料を集め、子ども食堂などに食材を無償提供しているふーどばんくOSAKA(堺市東区)に一旦、全て集め、子ども食堂を主に配布します。

フードバンクは、いくつかの団体があり、その中には子ども食堂だけではなく、女性や子どもがDVから逃げてきたシェルターや、「明日食べるものがない」と困っている方々への食材提供もしています。

個人利用については、 市町村と連携していて、その福祉関連部署からの要請を受けて、食べ物を支援してくれる地域もあります。


日本で、餓死者なんているのか?

と思う方がいるかも知れませんが、います。

 2013年には、餓死者2000人超えなどと言われていて、「2011年の統計(厚生労働省人口動態調査)で、この日本社会において、1746人が餓死しています。

これは、1日に4.78人、5時間ごとに1人が餓死していることになり、この14年間で餓死者数は1.7倍も増加しています」といった内容の記事があちこちで喧伝されていました。


この数字は、病気で栄養が摂取できない人など「栄養失調による死亡」といった、厚労省が「餓死」=「食糧不足による死者数」としたものとは別の人数も含まれるため、厚労省統計による純然たる餓死者を示します。

最近になって減少しているとはいえ、2014年は24人、15年は19人、16年は15人です。


政府統計での交通事故死者数が、交通事故発生から24時間以内の死者に限っているように、この餓死者数も少なめの数字となっています。

それでも政府は、「餓死者がいる」と認めざるを得ないのです。


子ども食堂も、子どもの貧困対策から始められたものです(参考2と3で、日本と大阪の貧困ぶりを示しています)。

その中で地域交流の効果も大きいとされ、全国では2268箇所、ふーどばんくOSAKAと連携する団体も100を超えています(5.11放送 MBS『VOICE』より)。


本当に子どもの貧困に向き合うならば、少人数で濃密に関わる必要があります。

大阪での成功例として有名となった川辺康子さんは、そこに気付き、人数より濃密度を重視し、2017年より開催場所を変更して、少人数制にしています。


にしなり☆こども食堂

http://kodomo-silyokudou.jp/


2016年当時、大繁盛だったもの↓と比べてみれば、その役割の変化がわかります。

現代の理論

にしなり☆こども食堂に参加して想う地域にひろがる子育て、子育ち支援の輪
自由ジャーナリストクラブ 森 暁男
http://gendainoriron.jp/vol.11/column/col04.php


ここで書かれている勉強会に、私も参加しています。

子ども食堂サミットIN関西 その1

本来、このように少人数制のものと、地域に開かれた大規模なものとは分けて考える必要がありますが、そこまで進んでいる例はまだ少数。岸和田では、以下の子ども食堂があります。

時間はだいたい17時半~19時半ぐらい。


毎週火曜ポカボーキッチン 

場所:福祉総合センター(野田町1丁目5-5

毎週水曜 春ちゃんキッチン (春木本町15-20 )


毎週木曜日 ほっとハウスやまだい(隔週で会場変更)
○岡山青年会場 (岸和田市岡山町450)
○三田町 きゃべつ畑 (岸和田市三田町696-3)


毎週土曜 ナイトリビングDANCHIカレー亭 (荒木町2-22 府営荒木住宅集会所)


この他、月1回など全9箇所で行われています。

COOKING SCHOOL ULU (宮本町46-2 南海岸和田駅高架下交番となり)
食堂ほっこり (下池田町1-9-21) 
白ゆり子供食堂 (下池田町2-2-13) 
すまいるキッチン (土生町2-30-28 ドミール橘土生Ⅰ 1F) 
いいね きーたん (吉井町1-21-1 城北地区公民館)

青い鳥子ども食堂 (福祉総合センター)


私も半分以上の会場を回っていて、毎週少なくとも1回はどこかの子ども食堂にお邪魔しています。


経費については、堺市のように市からでているのではなく、赤い羽根共同募金など社会福祉協議会からでていて、食材もボランティアや地域の方々が持ち寄ったりもしています。


人数で言えば、週に何回もふれあい喫茶をしている府営荒木住宅の星ヶ丘集会所が、お住まいの高齢者も含まれて、毎回80人とずば抜けて多い!

他の場所でも、中学生になっても来てくれる子どもたちもいて、今週行ったきゃべつ畑では、完食どころか、室内に入ることすらできないほど満員状態の盛況となっていました。


残念なのは、市議などが殆ど行っていないこと。

私に出くわすので、嫌なのかもしれませんが、そこで子どもたちと話たりすることで、学校での問題などの気付きもあります。


私なんて「オッサン、滑った奴や!」とか言われたりしてますが、それでも「3回連続落選じゃ! もっと大きな声で、学校や近所中に言うて回れ!」と返して、参加し続けていますよ(笑)


このように現場を見ることで、問題を発見し、その解決の手立てなどがひらめいたりします。


岸和田市役所でも堺市役所のようにフードドライブをできればいいのですが、玄関にそんなスペースがない。

私が堺で見ていると、昼休みに職員が持ってきていましたね。



これ、午前中分だけですよ。


職員数も岸和田市とは異なりますが、このような仕掛けで職員も市民もボランティアに気軽に参加できるようにすれば、次は現場に行って、「自分が寄付した食材がどのように使われているかを見に行ってみよう」との気持ちも出て、良い方向に動き出すのではないでしょうか?


そんなきっかけづくりをするのも市議の仕事です。


岸和田市議会で、以下の堺市議会のような事例ってあるんですかねぇ・・・

市民の私が提案したり、具現化した例よりも当然勝ってないとおかしいんですが、私も負けじと頑張りますから、議会と私で切磋琢磨して競争して、岸和田市を住みよい街にしていきましょう!!



参考1:

渕上猛志(堺区 ソレイユ)堺市議ブログ
『「議員なんて誰がやっても一緒」ではない』
2018年05月09日
https://ameblo.jp/fuchigami1/entry-12374583201.html
より抜粋
フードドライブとは、家庭などで余っている食品を持ちより、地域の福祉団体などに寄付する活動です。
堺市が市役所高層館1Fで、今週いっぱいフードドライブを実施しています。集まった食品は、堺市内に広がっている子ども食堂などに寄附されます。(ぜひ、ご協力ください!)


さて、このフードドライブですが、私の当選同期である、共産党の森田晃一議員が議会で何度か取り上げてきたもので、おそらく彼の質疑がなければ、こんなに早くフードドライブが実施されることはなかったと思います。
もちろん、彼の質疑だけではなく、早期実現に至るまでには、現場の職員さんや関係者の皆さんの努力、決裁者の理解と判断もあったからなのですが、「森田議員の質疑」はその「実現までの大事な1ピース」だったはずです。
「十分条件ではなくとも、必要条件だった」と言えるでしょう。

このフードドライブに限らず、LGBT関連の取り組みについても、同議員の存在は大きく、彼がいなければ、(条例化などには至っていませんが)市の取り組みや、庁内での理解はここまで進んでいなかったと思います。


・・・と、ここまで書くと、森田議員をヨイショするブログのようですが(笑)、決してそうではありません。(もちろん、私にとって刺激をもらえる存在ではあります)


「●●議員だから実現した」とまでは言わなくとも、
「●●議員がいなければ、こんなに早く実現しなかった!」という話は、たくさんあるのです。


あまり個人名を出すのもどうかと思いますが(プラスの話なので、まあ、いいでしょう!)、


例えば!

山口典子議員がいなければ、少なくとも、堺市がセーフシティープログラム(女性や子どもに暴力のないまちに向けた取り組み)をこれほど強く、スピーディーに推し進めることはなかったはずです。(そんな単語や概念すら、堺で使われなかったかも…)

西哲史議員がいなければ、堺東の機械式駐輪所(今年度設計)の設置など、自転車環境の整備はここまで進まなかったはずです。

あくまでも「例えば」です。

不肖・私も、例えば、「第3子以降の保育料無償化」を実施するキッカケを作れたと思っています。また、この例で言うならば、私の質疑を、先輩の木畑議員が引き継ぎ、委員会で取り上げてくれたことも大きかったのです。「私と木畑議員がいたから実現した」とは言いませんが、「いなければ(あの時のあの質疑がはければ)、違う形になっていた、あるいは、もう少し実現が遅かった」と思います。

繰り返しますが、自分の手柄だと誇りたいのでも、例に挙げた議員をヨイショしたいのでもありません。


こういう事例は、多くの議員に大なり小なりあるのです。
先輩議員はもちろん、私や森田議員のような新人にだって多少なりともあるのです。


また、そうした事例は、偶然に生まれたわけではありません。

例えば、森田議員は日ごろより貧困問題の質疑をよくしていますし、
山口議員はジェンダーの問題のダントツの第一人者でありますし、
西議員は昔から自転車乗りで環境活動もされてきましたし、
木畑議員や私は子育て世代の当事者で、子育て支援に人一倍注力しています。


では、最初に申し上げた「結論」に戻ります!

「議員なんて、誰がやっても一緒」ではないんです!!


参考2:

子供の貧困率、12年ぶり改善 母子世帯は依然8割が「生活苦しい」- 産経ニュース
2017.6.27 14:03
https://www.sankei.com/life/news/170627/lif1706270025-n1.html

では、

 平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子供の割合を示す「子供の貧困率」が平成27年時点で13・9%と12年ぶりに改善したことが27日、厚生労働省の国民生活基礎調査で分かった。前回調査の24年時点から2・4ポイント改善し、15年から悪化が続いていた子供の貧困にようやく歯止めがかかった。


 厚労省は「雇用環境が改善し、子育てしながら働く女性が増えたことが要因ではないか」と分析。大人も含めて生活が苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」も前回調査から0・5ポイント改善し、15・6%となった。


 同調査では、「生活が苦しい」と考える世帯も56・5%と3年前の調査より3・4ポイント減少した。ただ、母子世帯に限ると、82・7%が「大変苦しい」「やや苦しい」と回答。3年前より2・1ポイント下回ったものの、依然8割以上が生活が苦しいと感じている。母子家庭など大人1人で子供を育てている世帯の人の貧困率も50・8%と高かった。



参考3:

市民からの寄付金で子供の貧困基金 大阪府、来春運用目指す - 産経ニュース
2017.11.11 16:47
https://www.sankei.com/west/news/171111/wst1711110056-n1.html
より

 大阪府は10日の幹部会議で、子供の貧困対策に充てるため、市民や民間企業などから集めた寄付金で基金を創設する方針を明らかにした。府によると、こうした基金は全国的にも珍しいという。来年2月開会の府議会に関連条例案を提出し、来春からの運用を目指す。

 府の担当者は「社会全体で子供の貧困対策に取り組むという機運の醸成につながれば」と話している。


 大阪府は今年3月、府内の小学5年と中学2年、保護者の生活実態調査結果を取りまとめた。世帯所得から算出した1人当たりの可処分所得の中央値(255万円)の半分に当たる127万5千円未満を最も困窮度の高い層とし、全体の14・9%だった。その約半数は母子世帯だった。



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