まだまだ土建屋様の城下町で、システムとして税金を土建屋に上納する岸和田市役所。

この期に及んで、組織ぐるみで土建屋を庇い続ける&議会の調査権について不勉強な岸和田市役所
で示したように、岸和田市役所は、システムとして土建屋の利益擁護を行っている。
それも合法にだ。

だから、「岸和田市は組織ぐるみで、土建屋を庇い続ける」と書いた。

以前のブログ
契約検査課は、指名停止業者の公開は、市長のトップダウンでも、議会の功績でもなく、職員らが「あっちもこっちも公開してるやん。 なんぼなんでも岸和田市も公開せにゃならんよね。 土建屋様にも流石に了解してもらわんと、住民訴訟などされたら、間違いなく負けるだろうし、目も当てられんわ・・・」などとの話があったかなかったかで、「職員らが話し合って、自主的に公開することにした」と回答している。

職員だけでルールを変えられるのは、指名停止を公開するかどうかが、職員だけで決める要綱によるものだからだ。

今、公開請求して、墨塗りを訴訟してあげても、敗訴は堅いんだけど、やってみる?
私ゃ、ネコババへの監査請求や、墨塗りへの審査請求やら、公開させた資料の選別やら、役場の不手際の是正で多忙なんだから、職員らは自分たちで何とかしてくれんかね。
何もせん議会になど、全く期待してないし、民主主義の根幹である情報公開について、無知な議員が多すぎるので、この体たらくになっているが、私が仕事で役所にコミットするならば、どれもこれも是正させるからね。

要綱に話を戻す。

再度書くが、情報公開を進めるために、職員が自主的に要綱というルールを変えるんだよね。

なら、入札の闇となっているプロポーザルで採用されたもの以外の全容公開も要綱変更で行えば良い。
現在は、中身どころか、どこの会社と比較したのかすら明らかにされていない。

プロポ 要綱.JPG
この(2)公表時期、公表内容の③全提案者の評価点、④最優秀提案者の選定理由についても、要綱には記載があるが、(3)公募要領への記載で、「あらかじめ公募要領に記載の上募集開始する」となっていて、その記載がなされないので、合法的に闇の中になるようになっている。

こんな感じ。

プロポ9社 (2).JPG


各社の得点や、誰が決選投票に残ったも不明にしている。

プロポ9社 (1).JPG


決選投票3社のもの

プロポ決戦 3社 (2).JPG


プロポ決戦 3社 (1).JPG

中身を見た人は、「一番アカンやつを選んだ」とも言っているとの情報もある。

④最優秀提案者の選定理由はどうなったのか?
公開請求は「一切の文書」でしているので、役所が隠しているのではない。
ハナからそんな理由を示した文書がないということだ。

このような闇で工事入札は決められている。

ちなみに共同設計が落札した、このプロポーザルでの金額は、基本設計1279万8千円+実施設計2962万4400円=4242万2400円。
65万2652円/戸


さぞ巨大な工事なんでしょうね。
6600㎡=2千坪
6階建て 65戸+集会所
現場には戸建の家がいくつか残っているので、解体・開発6ヶ月+建築15ヶ月
工事費 12億3413万千円


比較に直近の類似例を調べてみる。

2015年9月完成
尾生第2住宅
6F建て 68戸
敷地面積 5200㎡
プロポーザル入札方式(これも密室で業者選定し、後で市民が検証できない)

設計落札者 浦野設計
基本設計 1139万2100円
実施設計 2971万5千円
合計 4110万7100円

60万4516円/戸

1戸あたり5万円も差があるね。

浦野設計は、名古屋が本社で、大阪や東京など6都府県にも支社がある企業。
共同設計も東京都、近畿圏を中心に6都府県に事務所がある。

裏で誰かが糸を引ければ、価格が上がるのか?


上松・山下住宅について、1級建築士に訊いてみたところ「弊社なら2000万ぐらいでもやりますね(^O^) 役所の発注はこんなもんです。岸和田は指名競争入札だと思うので堺市のように単純な競争入札にしたらいいと思います。 設計料は算定基準が延べ面積やその他係数により国交省で定められていて、それをもとに各行政で予定金額の算定方法が決まってるので、同一の形状の建物だから手間を省けるとかの減額は反映されませんから業者にとっては美味しい仕事となる場合があります。 民間ならもっと安いということですが、設計に限らず建築も同様ですね
との回答だった。

一般のマンションで考えると、設計+工事監理料金が3%であれば、そう巨大な金額ではないが、全体建築費自体を膨らませているので、割合が小さくなっている、数字のマジックかもしれない。

いずれにせよ、これまでも市営住宅は建てられているのであり、同じハコモノだから、棟自体の設計などほぼ不要ではないのか?
そして、その棟というブロックを、敷地内のどこに配置するのかについては、マッチ箱を地図上に置く作業のようなものであり、いずれもまちづくり推進部 住宅政策課職員が大枠を策定し、最後の監修を設計事務所に任せば、経費はぐんと下がるのではないのか?


土建屋が絡む、不当な公共工事の具体例として、私には情報が入っているだけに、ことさら疑念の目で見ていると言うだけではあるまい。

これについても、議会は土建屋を恐れて沈黙を続けている。

この記事へのコメント