学校における飼育動物は、良好な環境下で飼育されているか?

小学校などで動物を飼育しているが、飼育環境などは動物たちにとって良好な環境なのだろうか?

いじめや加害の発端が、小動物などへの虐待から始まるとは、よく知られた話である。
学校が手が回らずに飼育動物を放置しているような状態であれば、それもまた教育にとっては悪影響だ。

以前は、不妊手術などをせず、ウサギ増え放題で、ウサギの上にウサギが乗っかるほどの過密ぶりや、骨が折たり、爪が伸び放題でも放置されたり、給食の残り物や野菜のヘタ等を餌として与え、掃除も満足に行き届かず、下の方のしおれた野菜からは腐った汁が出たり、カビも見受けられる状態にある・・・・学校もTVで報道されたりしたそうです。

ウサギの保護活動をしている一般社団法人リバティで、そのような情報を聞き、南大阪の飼育動物環境はどうなっているのか調べてみました。

命の授業として、動物が飼育されている例が多いのですが、あえて校内で動物を飼わずとも、教員が自分の飼っている動物を連れてくる、赤ちゃんと保護者が生徒たちと触れ合う“赤ちゃん授業”であれば、保護者同士もつながりができたりします。

また、全国学校飼育動物研究会のような参考となるサイトもあります。


それでは各市の回答です。
ちなみに6月5日質問を行い、岸和田市だけは今に至るも回答がありませんし、回答が遅れるなどの連絡すらありません。

回答があった堺市と和泉市に問題はなさそうでしたが、岸和田では回答せずに時間稼ぎして、私が学校を見回ってもバレない様に、必死こいて動物を隠しテル・・・・・なんてことないよね?

いずれにしてもいい加減な仕事ぶりと、事務能力の低さが、他市に比べて際立っています。


質問:
1. 各学校施設において飼育している生物の種類、数について、各校毎に教えて下さい(金魚、メダカなどの個体数については「多数」でも可)。

2. ネグレクトや飼養動物にとっての良質な環境が保たれていな事案が過去にはありましたし、現在でもそのような疑念は払拭しがたい状況下にあると思われますが、医療等も含めた飼育が適切な状況であるかの確認(治療費や餌代等の捻出方法)、管理は、誰がどのように行い、また担保されていますか?

3. 学校飼育の目的や、それが生命に 対する学びである場合、学校飼育に拘泥する理由と根拠を教えて下さい。
尚、代替手段としては、校長や教員飼育の犬などの持ち込み授業、近隣地住民の赤ちゃんと保護者による赤ちゃん授業、飼育でなく園芸クラブとしての充実などがあります。
これら代替手段との併用度合いや、代替手段の不足、不都合な点等を飼育と比して教えて下さい。


① 和泉市 指導室:
1 各学校において飼育している生物の種類、数は以下のとおりです。

   (小学校)
     ◎飼育している学校 8校     
      (内訳)
        うさぎ1羽・・・4校
        うさぎ2羽・・・1校
        うさぎ3羽・・・1校
        にわとり1羽・・・1校
        うさぎ2羽、にわとり1羽・・・1校

     ◎飼育動物なしの学校 13校

   (中学校)
     ◎飼育動物なしの学校 10校

     ※金魚やメダカは各学校の裁量で飼育しており、
      個体数の把握は行っておりません。



2 医療等も含めた飼育が適切な状況であるかの確認(治療費や餌代等の捻出方法)、管理は、誰がどのように行い、また担保しているのかと言うご質問ですが、これは各学校によって異なっておりますが、PTA費や児童会費などから捻出している学校が多いようです。
また、管理は管理職か各学校の飼育責任者が責任を持って行っております。



3 学校飼育を行う理由と根拠についてですが、学校という場で、動物たちとの触れ合いを通して育つ教育効果が以下に挙げられると思います。

①飼い続けることによって学ぶもの
②協力し合って共に世話をする中で学ぶもの
③動物の固有の性質や習慣の中から学ぶもの
④感動を表現し、活動を振り返ることによって学ぶもの
⑤地域の人とのかかわりの中で学ぶもの

 このような学びの中から、子どもたちに親しみの気持ちやなごみの心が育ち、素敵な触れ合いが生まれるのだと思われます。

 また、学校飼育以外の生命に対する学びとしては、獣医師会と連携し実際に犬の心音を聴くなどする「命の授業」の実践、妊婦さんや赤ちゃんと触れ合う「いのちの授業」や園芸クラブ・園芸委員会の活動などがありますが、それだけではなく、日常の学校生活の中の様々な場面で、生命に対する学びは行われております。
 なお、取組みは各学校の裁量となっております。

 以上、ご理解の程、よろしくお願いいたします。



② 堺市 学校教育部 学校指導課 教務G
072-228-7436
桑田 裕介:
質問 1.各学校施設において飼育している生物の種類、数について、各校毎に教えて下さい。
   (金魚、メダカなどの個体数については「多数」でも可)。

回答 
 現在堺市内の学校施設で飼育している生物の種類は、ウサギ・アヒル・ニワトリ・ヒツジです。
ウサギは約70校園で139羽飼育しており、ほとんどの学校園で2~3羽、最多で1校が6羽を飼育しています。
また、アヒルが3羽、ニワトリが1羽、ヒツジが2頭飼育されております。
金魚やその他の生物については、飼育の有無・数については把握しておりません。


質問2.ネグレクトや飼養動物にとっての良質な環境が保たれていな事案が過去にはありましたし、現在でもそのような疑念は払拭しがたい状況下にあると思われますが、医療等も含めた飼育が適切な状況であるかの確認(治療費や餌代等の捻出方法)、管理は、誰がどのように行い、また担保されていますか?

回答
 飼育動物の治療費や餌代につきましては、学校配当予算の中から各学校が支出しております。
また、平成18年度より、学校飼育動物担当獣医師との連携を行っており、これにより、大阪府獣医師会の協力を得て飼育に関する無料相談、一般の料金よりも廉価での診察、治療等を行っております。
 各学校の飼育委員会担当者が、飼育状況の確認、管理、餌の購入などを行っております。


質問3.学校飼育の目的や、それが生命に対する学びである場合、学校飼育に拘泥する理由と根拠を教えて下さい。尚、代替手段としては、校長や教員飼育の犬などの持ち込み授業、近隣地住民の赤ちゃんと保護者による赤ちゃん授業、飼育でなく園芸クラブとしての充実などがあります。これら代替手段との併用度合いや、代替手段の不足、不都合な点等を飼育と比して教えて下さい。

回答
 幼稚園においては、幼稚園教育要領に、「身近な動植物に親しみをもって接し、生命の尊さに気付き、いたわったり大切にしたりする」と示されており、幼児と教職員が一緒に動物にかかわり、その温かさを肌で感じるとともに、えさを一緒にやったり、生態について気づいたことを話したりするなど、体験を通して生命について学んでおります。

 また、小学校においては、学習指導要領「生活科」に、「動物を飼ったり、植物を育てたりして、それらの育つ場所、変化や成長の様子に関心をもち、また、それらは生命をもっていることや成長していることに気付き、生き物への親しみをもち、大切にすることができるようにする」と示されており、生活科などで多くの学校が継続的に動植物とかかわり、生命の尊さについて実感を通して学ぶことに取り組んでおります。
また、高学年の児童が児童会活動で飼育に取り組む際に、低学年の児童にも動物に触れさせている学校もございます。

 中学校では、技術家庭科の技術分野、生物育成において、実験的、体験的な学習を通して、生物の育成や成長について学んでおります。
 学校園で生物を飼育し、日常的に生物とふれ合うことは、身近な動物に親しみを持って接することや、生命の尊さに気づき、いたわったり大切にしたりすることにつながると考えております。

以上、ご不明な点等ございましたら、ご連絡をお願いします。

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