「日本の歴史文化研究会」報告4 パネルディスカッション2

石本:

子どもたちにとって楽しみは誕生日。

建国記念日、日本の生まれた歴史がどう記述されているか?

たかひら注:

この登壇者らは揃って「建国記念日」と言い、「の」を略している。

1966年の制定以来、「の」なし表記などないのだが。

「の」がなぜ入っているかと言えば、史実に基づく建国の日とは関係なく、建国されたという事実そのものを記念する日だからであり、神武天皇が即位した日=紀元節自体を事実でないと主張したいんかいね、この御仁らは?

まさか史実だと言いたいのかね?

学説で分かれているのも10代か15代かなんだけれども、神武天皇の存在を証明してからにすればどうだい?


一色:

神話をちゃんと書いている教科書がない。

原人→奴国の金印→邪馬台国・卑弥呼の金印→大和朝廷と飛んでいて、それがいつできたかよくわからない。


熊谷:

私は近代史専門で古代史は詳しくないが・・・

韓国は男根神話で、神話を本当の事として熊と女性の話を本当としている。

たかひら注:

男根神話って、日本でもどれだけの神社にペニスが祭られているのか知らんのかね?)


北朝鮮は、紀元前二千何百万年の遺跡が出たと教科書にある。


それぞれ自分たちの伝承を組み合わせている。

日本でもそうすべき。


水谷:

GHQから日本に誇りを持たせる神話をダメとされている。

未曽有の好景気なので神武景気と名付けられていると生徒に話している。


歴史は共同幻想で、織田信長を誰も見ていないのに、存在は信じているでしょ?

誰か見た人いますか?

このように資料を総合して存在確認を信じている。

ルーツもどっちを信じるかの次元。

教科書で、自分のご先祖様を神様か猿のどちらと教えたいか?

米のダーウィン進化論を教えないのと同じ。

たかひら注:

米で教えないのは、宗教的側面と進化論の複雑さ、「環境に最も適応した者だけが生き残る」という残忍考え方が子どもにはそぐわないとされているからだ。

日本でもキッチリと教えられているわけではないので、比較材料には不適当ではないのか?)



モリワキ:

私は昭和37年生まれで、古事記、日本書紀で学び、建国記念を祝おうとしているが、国旗を揚げている家は少ない。

立てるための金具もない。


稲岡

戦後、神話教育をしていないし、僕もわからない。

世界史ではギリシア神話を前提として理解を進めている。

神話は歴史学では証明できないので排除されていった。


「魏志倭人伝」はええ加減らしいが、あそこから物証は始まっている。


国旗を父は揚げていたが、今では揚げていない。

私は昭和22年生まれだが、神話教育を受けていないので、そのままズルズルと揚げていない。

ぜひ国旗を揚げる要求を日本の誇りの観点からしていくのが必要。


熊谷:

昭和53年以前、古代についても日本が朝鮮南部方面に何らかの影響があったのではないかとは、かなり確実性が高いと言われていたが、今後、研究者が明らかにしていくのではないか?

だが、研究者の8割は近代史。

日本の物が南朝鮮に収められている。

出土した高野槙という権力者の象徴の棺は、日本にしかない。

どなたかが解明していただきたい。

たかひら注:

想像力欠如の熊谷氏代わりに説明しておく。

19717月、韓国宋里山古墳群で発見された百済王朝25代武寧王の陵墓木棺が高野槙だったとの話を指すのだろう。

確かに高野槙は、分布地域が日本列島南部地域に限定される日本特産の樹種で大変貴重で、しかも大木となると日本でも王族階級のものだけしか使用できなかったともいわれている。

これが輸出された経緯は、明仁氏がカミングアウトしているように、桓武天皇武寧王の子孫だといわれ、武寧王自身も日本生まれいう説がある人物<日本書紀、雄略天皇五年に嶋君こと斯麻王の記述より>であることから、この王に(ゆかり)の日本の王族が、遠く離れた朝鮮半島の王の故郷へ、故あってコウヤマキの木棺(あるいは原木素材)を送りつけたものであろうと想像できる。


参考:『海で結ばれた人々』門田誠一著、大阪府立狭山池博物館資料など

http://www.yasaka.org/KOBO/hitsugi.html



長い。

ここまでが彼らの内輪話であり、会場からの質問はここから始まるのだ。

いかに会場質問を受け付けたくないかがよくわかる構図となっている。

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